ブログで楽しむアニシルレポート第二弾は、知る人ぞ知るマニアックなスポットです。
北海道唯一の昆虫館、『丸瀬布昆虫生態館』です!
なかなか移動も大変で、同行してもらった運転手にかなり負担をかけてしまいましたが、その甲斐あって大満足のスポットでした。
札幌から240km!「丸瀬布昆虫生態館」
今回お邪魔したのは、北海道遠軽町丸瀬布にある「丸瀬布昆虫生態館」さんです。
私も今回訪れるに当たって初めて知ったのですが、北海道唯一の昆虫をメインに展示する施設です。
しかも、昆虫マニアでも有名な俳優の哀川翔さんが積極的に支援しているそうで、いやがおうにも期待が高まります。
というわけで丸瀬布昆虫生態館レポート、スタートです!
山道があけて登場昆虫生態館!
高速道路を丸瀬布インターで降り、自然豊富な丸瀬布市街からさらに自然の中に突入してしばらくすると登場します今回の目的地。
なにやらキャンプ場なども併設されていて、電車関係の展示や、近場の渓流での釣りなどでにぎわっていました。
昆虫生態館の建物も真新しく、周囲の環境もいいのでとても気持ちのいい環境です。(外にある公衆トイレも綺麗でした)
入場料金
かなりしっかりした施設なんですが、入場料金がお手ごろなのもすごくうれしいです。
一般400円
高校生以下150円。(幼児無料)
※30人以上団体は2割引
入場者数が見込めなさそうな場所ながら、かなりお手ごろなお値段です。
営業時間
営業時間はAM9:00~PM5:00まで。
11月~3月まではAM10:00~PM4:00までに短縮です。冬場通勤しにくそうな立地ですもんね。
休館日は火曜日で、祝日は翌日に振り替え。
GWや夏休み期間は無休で、子供たちがいつでも来られるようにという心意気が素敵です。
入場後いきなりの哀川翔
入場すると目の前に現れるのが、丸瀬布昆虫生態館の展示物を提供もしている哀川翔さんの特設コーナー。
哀川翔さんの代表作ゼブラーマンから、ゼブラ柄をあしらった手作り感あふれるブースもいい感じ。
もうこのブースだけで400円取ってもいいほどの圧巻の展示数です。
哀川翔さんが飼育している昆虫たちが所狭しと展示されています。
ちなみにお土産コーナーにはアニキオリジナルの昆虫飼育グッズや、アニキのCDも販売されているのでよければぜひ。
アニキ作出ギネス認定カブトムシ!
今回最大の目的もこのアニキ関連。
それはアニキ作出のギネス認定世界最大サイズのカブトムシ!
何を隠そう私も月形町でヒグマにおびえながらカブトムシを採取するほどの虫好きです。
アニキが作出したギネス認定個体のサイズやいかに!
もちろん標本になっているんですが、これはたしかに大きいです。
色としては茶カブトですかね。
突然変異とかではないので特別巨大なわけではないんですが、普段目にするカブトムシと比べて1回りは大きいイメージです。
とくに北海道に生息するカブトムシは小さいので、このカブトムシの大きさには驚きます。
今年発見されたキングカブトもぜひアニキのお力で展示して欲しいです。
おびただしい数の虫たちが
ほかの来館者もいたので全体像の公開は避けますが、アニキブースの右手には数十個の水槽があり、それぞれに昆虫が展示されています。
水草水槽もあったりします。
圧巻の標本コーナー
とくに楽しませてもらったのが標本コーナーです。
世界各地の昆虫の標本が所狭しと飾られています。
欠損などもなく、生きているかのように綺麗な状態の標本で、管理のよさが伺えますね。
本当の意味で生き物の観察がしたい人にはうれしいでしょう。
ムシキングカードと本物の標本を並べる工夫も面白いですね。
カブトムシやクワガタだけでなく、さまざまな生き物が展示されています。
昆虫の細かい部分まで観察するには、やはり標本は大切ですね。
水辺の生き物も
館内左手側の通路には、カメなど水辺の生き物も展示されています。
昆虫に比べるとおまけ程度ですが、展示数はなかなかのものです。
立派な温室も
本館奥の左手の扉を開けると、ムワッと暑い温室があります。カメラも曇っていますね。
南国の植物のなかを、優雅に飛ぶ蝶に癒されます。
館内は広くはないんですが、備え付けの温室まであるこだわりようには感心します。
別室も充実!
本館中央当たりから、隔離された別室にも入れます。
写真正面にある大型の飼育スペースや、水槽に入った魚たちの様子を観察できます。
種類は忘れましたが渓魚の育成水槽。やや曇っていますが水質管理はばっちりでいきいきしています。
北海道のアイドルエゾサンショウウオさん。
こんな巨大なオショロコマはじめてみました。
本館の紹介は以上ですが、ほんとうに充実していて400円だということをたびたび忘れてしまいます。
屋内展示がメインなので動物園や水族館と比べるとやはり狭いことは否めないですが、展示数は文句なしです。
展示されているどの生き物もほんとうに生き生きしていて、管理のよさが伺えますね。
丸瀬布昆虫同好会が運営に協力しているようで、やはり本当に好きな人がやる展示は一味違います。
屋内にもこだわり感じられる施設の数々
本館を出ると、池がありビオトープのようになっています。
秋口だったので生き物は見られなかったのですが、時期が肥えればカエルやヤゴなども観察できそうですね。
蝶のために植物を育成する温室もあります。
大人から子供までおすすめの満足スポット
正直、北海道の右端という立地と、400円という値段からぜんぜん期待していなかったんですが、入ってみれば充実の展示数に大満足の施設でした。
哀川翔さんが応援したくなる気持ちもわかります。
大人も子供も心から楽しめるので、自由研究にももってこいですね。
これだけの施設があればもっといろいろできそうな感じですが、そこはやはりいろいろあるのかもしれません。
私がやるなら温室の有効活用で爬虫類の導入とかもしてみたいろころではあります。
それがなくとも本当に楽しい施設なので、道東にお立ち寄りの際にはぜひ足を伸ばして丸瀬布昆虫生態館にお邪魔してみてはいかがでしょうか。
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